あなたは、『チャンス』と聞いて、どんなことを想像しますか?
「待っていればいつかはくるもの」
「宝くじさえ当たれば」
「チャンス逃したー」
このように思ったことあるのではないでしょうか。
ですが、このような思考、
ただ待っているだけの人に、望むチャンスはやってきません。
もちろん、偶然当たった宝くじで、
一時的なお金を得る人がいるかもしれませんし、
待ってるだけで夢が叶うと信じることを否定はしません。
しかし、あなたの行動や決断力さえあれぱ、
チャンスは平等に、誰もが手にすることができるのです。
なぜなら、チャンスは、
あなたが「変わろうとする気持ち」を持った時点で、
脳が指令を出し、無意識にチャンスを探そうとします。
例えるなら、見えないアンテナを張ると言うことです。
その無意識に働きかけることで、
チャンスを掴むことをできる可能性が格段にあがり、
その後の人生に大きな影響を与えることになります。
INDEX
チャンスの定義とは
では最初に、チャンスの意味を確認してみましょう。
チャンスとは、
『物事をするのに良い機会、好機』となっています。
宝くじなどの賭け事は確率の問題なので、
いつ、どの時点で確実に来るということがわかってて、
それを好機と捉えて行動するのであれば、ある意味チャンスと言えます。
しかし、ここで言う定義とは、そのようなことではありません。
自己啓発をして、物事に対して行動を起こすことにより、
無意識に働きかけた結果、良い機会を得ることができると言うことです。
では、どのような行動をすると良いでしょうか。
脳の仕組みと行動
まずは、脳の仕組みについて触れておきます。
人間が意識的にできる行動は5%に満たないと言われ、
ほとんどは、無意識(習慣、クセ、思い込み)です。
例えば、あなたがクライアントと打ち合わせのため、
新幹線に乗り、東京へ出張に行ったとします。
駅を出たあなたは、
待ち合わせの時間には余裕があるので、先にチェックインしようと、
地図を見ながら、目印の建造物を確認しながらホテルを目指します。
つまり、意識的に向かっていることになります。
当然、初めて行くところなので、
意識し、確認しながら向かったわけです。
その後、東京への出張の際には、
毎回、同じホテルを使うことにしたあなたは、
地図を見ることなく、迷うことなく到着。
これが無意識です。
同様、習慣やクセなど、
自分が意図せず行動していることはたくさんあります。
では、チャンスと無意識の関係について、
もう少し深ぼりしてみましょう。
自己啓発で身につける無意識への働きかけ
無意識と言うからには、
意識をしていないという前提があります。
もし、その無意識へ働きかけることができたらどうでしょう。
例えば、あなたが通りすがりに見かけた、
とてもカッコイイ車があったとします。
あなたは、
ネットでその車を探しだし、
見ているうちにだんだんと欲しくなってきます。
すると、どうでしょう。
今まで、見かけたことすらなかったのに、
街でその車が走っている姿を、何度も見かけるようになりました。
それが『見えないアンテナ』なのです。
つまり、チャンスに気づくために、
その場面を思い描き、脳に働きかけるという、
自己啓発を行うことで、目の前にある物事を、
チャンスであると認識できるようになります。
チャンスを見極めるための行動とは
チャンスに気づくための行動については、
おわかり頂けたのではないでしょうか。
では、自分では、好機と思って選択した行動なのに、
実はその後にきたチャンスのほうが大きかったとしたらどうでしょう。
人は欲の塊なので、これを言うとキリがなく、
大きな獲物(チャンス)を捕まえようと、
待つあまり、逆に逃してしまうこともあります。
そこで、正しく見極めることが大切になります。
見極めに必要なのは決断力であり、
決断するには経験や知識が必要です。
あなたが望むこと以上を求めようとすると、
その獲物を手にできる確率は下がり、
運任せとなってしまいます。
もっと正確に、望むチャンスを目指すためにするべきこと。
それは、日頃から自己啓発をして、スキルを磨き経験を積み、
自分の身の丈に合った見極めをすることです。
チャンスに出会わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである。
必要な条件をすべて与えられながら、即座に決断を下すことのできない人は、
いかなる決断も下すことはできない。
アンドリュー・カーネギー
つまり、目の前にあるチャンスを、
迷わず選択する決断力だけではなく、
まずは、条件を揃えるための行動が必要なのです。
チャンスとリスク
チャンスを見極めるのに、
知って頂きたいのが『リスク』です。
どんなに準備しても、強い決断力で望んだとしても、
そこに必ずリスクがあるということを知っておく必要があります。
そのうえで、
最良と思われる内容であれば、
リスクとリターンを頭の中で天秤にかけ、
間髪入れずに結論を出すことです。
私には、人生を変える大きなチャンスが3度ありました。
ピンチからチャンスへの転機とは?
もちろん、就きたかった仕事や、
なりたかった姿では、ないかもしれません。
しかし、全ては経験となり、今に繋がっているのは事実です。
チャンスをモノにできた3つの共通点
1. 自己啓発をしてスキルや知識を身につけていた
例えば、表計算や文書作成などのパソコンスキル、
簿記や経営学の知識、コミュニケーションのとり方など、
仕事以外の時間を有効に使い、絶えず自己啓発をしていました。
これにより、自分の周りの人が持ち合わせていない分野の、
スキルや知識を身につけました。
2. 見えないアンテナを張っていた
現状を打開するために、
自分には何ができるのかを考えることで、
チャンスをモノにするため、無意識に働きかけてました。
3. その場で決断した
3度の場面、全てにおいて、
頭の中でリスクとリターンを考え、
その場で答えを出すことにより、
自分も相手もプラスになる結果を出しました。
つまり、リスクを負うより、
リターンが大きいと判断したのであれば迷わず決断し行動するということです。
まとめ
チャンスをつかむために必要なのは、
運ではありません。
運は、あくまでも一時的なことでしかないのです。
一生継続するためのチャンスとは、
自らの手でつかむ必要があります。
あなたの行動や決断力があれば、
目の前にあるチャンスに気づき、それを見極めることで、
良い結果を手にできる可能性が高くなるのです。
あなたの人生にも、大きな転機が必ずあります。
それを逃さないためにも、
アンテナを張っておくことをオススメします。
チャンスを逃さないためにも、
このようなスキルを身につけておくのも良いかもしれません。↓