2024/2/22更新
「この本、色々書き込んじゃったけど、良かったら読んでみて下さい」
そう言って手渡された一冊の本。
私が、自己啓発本と出会ったきっかけです。
至るところにメモ書きやマーカーが引いてあったり、
それは、まるで受験生が使うテキストのようでした。
↓私が自己啓発本を読み始めたきっかけはこちら
社会人になって勉強するという概念がなかったあの頃、すきま時間を活用する考えは斬新でした
「こんなに書き込みしてある本初めて見た」
「本は古本屋で売るためにキレイに読まなくちゃいけないと思ってた」
と言うのが、最初の印象です。
あなたは、自己啓発本と聞いてどんな印象を持つでしょうか。
「怪しい宗教」
「洗脳されるんじゃないか」
「お金持ちになれるわけがない」
など、マイナスなイメージを想像していませんか?
これからお伝えする「先入観」や「負のイメージ」を知ることで、
自己啓発のイメージをプラスへと変えることが可能です。
なぜなら、多くの方は、自己啓発を正しく理解しないで、
ただ、知識を詰め込もうとしたり、「自分は自己啓発をやってるんだ」と、
優越感のようなものに浸ってるにすぎないからです。
「フリ」をしてるだけなので、身にならないのです。
実は、そんな私も自己啓発本を読み始めたころはそうでした。
自己啓発本を読む=お金持ちになれるという先入観
例えば、あなたが今、お金持ちになりたいとします。
お金持ちになるのに、自己啓発本を読む理由があるでしょうか?
もし、そうなりたいのであれば、投資のビジネス書を読み、
株やFX、不動産などの勉強をしたり、自分でビジネスを立ち上げて、
一山築いた方が早くゴールにたどり着けますよね。
つまり、読むだけではお金持ちにはなれません。
自己啓発=洗脳という負のイメージ
こちらも、ありがちな思い込みです。
「職場の先輩が自己啓発にハマってて、それを押し付けてくるんです」
「彼氏が○○っていう著者に取り憑かれて…」
など、まるで宗教の信者のような扱い。
例えば、自分が崇拝する自己啓発本の著者がいたとします。
自分は右に行きたいのに、その人が左!と言ったから、
左に行ったとしましょう。
これは洗脳でしょうか?
洗脳とは、
個人の思想や価値観を,物理的,社会的圧力を加えるなどの操作によって
必ずしも本人の欲しない方向へ急速かつ大幅に改変させること。
共産主義国家などで行われた強制的な思想改造が知られる。
感覚遮断や賞罰の操作などの反復による学習の一つといえるが,
その効果は永続的でない場合が多いといわれる。
コトバンクより
もし、洗脳させるとしたら、読者に対し「圧力」をかけて、
強制的に思想を変えなければいけません。
しかし、著者はそう考えて本を出版してるでしょうか?
「こう考えて、このように実践すれば、結果は良い方向に向かいますよ」と、
伝えたいだけではないでしょうか。
つまり、先ほどの例でいうと、洗脳ではなく、
あくまで自分の意思で左に行ったことになります。
人は結果が上手く出ないとき「誰かのせい」にしたくなるものであり、
自己啓発においては、その対象が著者へ向けられ、
洗脳だと言われてしまうのです。
では、正しく読むべき理由とは、どのようなものでしょう。
何のために読むのかという理由の根本を考える
そもそも、あなたが自己啓発というジャンルに、
興味を持ったのはなぜですか?
「誰かが良いと言ってたから」
「お金持ちになりたいから」
「内気な自分から脱却したいから」
人それぞれ色々な理由があり、どれも正解です。
自分で決めて、取り組んでることに対して、
他の誰かが何かを言うのはおかしいですし、
逆に、あなたが押し付ける理由もないのです。
まずは、「誰が」とか「誰に」など、
そういった「邪念」を全て取り払ってみましょう。
そこに残るのは、あなたに欠けている「シンプルな理由」のはずです。
モヤモヤとした「求めているもの」が明確になり、
「何のために自己啓発を行うか」という理由を知ることで、
自分の中の受け入れ態勢ができるのです。
その理由をしっかり把握したうえで、初めて書店へ足を運びます。
書店に並んでる様々な本の中から、
気に入った一冊の本を選んでみましょう。
まとめ
多くの人が持っている、
自己啓発の「先入観」や「負のイメージ」
について考察してみました。
自分は何のために読むのかという、明確な理由を知ることで、
自己啓発に対するイメージは大きく変わります。
お金持ちになるためでもなく、宗教や洗脳でもないので、
自己啓発と聞いて、構える必要はありません。
あなたの行動を促すための、ツールにすぎないのです。
今がゼロだとして、プラス100分の1の成果だって、
何もしないより何倍も素晴らしいこと。
大きく求めようとすると、必ず飽きて続きません。
一歩一歩しっかり踏みしめて、
変われる自分を楽しみましょう。
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